サステナビリティ SUSTAINABILITY

社会のために SOCIAL

<事業活動を通した取り組み>

医薬品の安定供給のために、品質の管理やBCP対策などに取り組んでいます。

品質管理

◆国際規格を取得し品質管理を行っています

東邦薬品株式会社の物流本部において、「ISO9001:2015」(製品及びサービスにおける品質マネジメントシステムに関する国際規格)の認証を取得し、品質管理を行っています(認証範囲:TBCダイナベース(*1)、TBC阪神、TBC埼玉、TBC広島)。また、TBC埼玉、TBC広島、TBCダイナベースにおいてはPIC/S GDP(*2)、医薬品の適正流通(GDP)ガイドラインに準拠した物流体制を確立し、さらなる強化に取り組んでいます。

*1 TBC:Toho Butsuryu Centerの略で、当社物流センターの名称
*2 PIC/S GDP:医薬品査定協定・査察共同スキーム(PIC/S)が定めた保管・配送等の適正流通基準

◆高度な温度管理体制を構築しています

温度帯に応じた最適な物流温度管理体制を構築しています。厳密な温度管理が要求されるスペシャリティ医薬品については定温搬送装置「サルム」を活用し、物流センターから搬送した後、病院やクリニックでそのまま保管しておくことができます。庫内温度が連続1か月以上記録されるため、品質が保証され、廃棄することなく医薬品を使用できます。

◆薬局における医療安全・品質管理につとめています

監査システムの導入など、機械を使用した監査体制を構築しています。また、薬物療法を適切かつ安全に進め、人的ミスを限りなくゼロに近づけるために、事故寸前の、ヒヤッとしたり、ハッとした体験を報告・共有しています。これらの事例を分析し、解決策を講じることで、事故の原因そのものを減らし、医療安全の向上に活かそうとしています。 株式会社ファーマみらいでは、東京大学と共同でより広範囲な研究を行っています。

◆高品質なジェネリック医薬品を供給しています

ジェネリック医薬品は、使用拡大が求められる一方で、「GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)」違反による回収がたびたびあり、市場には混乱や不安が生じています。共創未来ファーマ株式会社では、精度の高い検査機器を導入し、独自の厳しい基準を設けて、溶出(薬の溶け方)や純度などの品質をチェックし、高品質なジェネリック医薬品の供給につとめています。

BCP対策

自然災害などに備えBCPを整備しています

薬の流通には着実なBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)が求められます。自然災害や感染症の流行が起こったときでもとどこおりなく薬を届けなくてはなりません。そのため、当社グループでは様々な事態を想定し、BCPを整備しています。

・ホストコンピューターおよび倉庫内管理システムの二重化
・共創未来グループ災害等対策マニュアルの策定(令和3年改訂)
・共創未来グループ災害等対策委員会の設置および定期的な開催
・自家発電設備の設置
・災害時用バイクの配備
・災害時優先電話、衛星電話などの設置
・緊急通行車両等の事前届出制度の利用
・安否確認システムの導入 など

<その他の取り組み>

募金活動を通して、社会貢献に取り組んでいます。

子供の未来応援基金『クリック募金』

当社は、子供の貧困対策を進めるための官民連携プロジェクトのひとつとして、2015年に創設された「子供の未来応援基金」に賛同しています。
専用サイトに設置された「募金ボタン」のクリック回数に応じて、当社が基金に募金を行う仕組みです。全ての子どもたちが前向きな気持ちで夢や希望を持つことのできる社会の構築に貢献します。

(募金サイトにリンクします↓↓)

子供の未来応援基金「クリック募金」

ゆび募金

当社では、1996年から認定NPO法人「ジャパン・カイドネス協会」が運営する募金型飲料自販機を導入しています。募金型自販機で飲料を買うと、購入金額のなかから1円と飲料メーカーから1円の合計2円が社会福祉団体などに寄付される仕組みです。
平成8年5月、医薬品卸業としての第一号機が社内に設置されました。それから着実に導入実績を重ねています。自販機の購入ボタンを指で押して購入するところから、このシステムは「ゆび募金」と呼ばれています。2011年3月11日に発生した東日本大震災被災者救援を、ゆび募金を通し当社は継続的におこなっています。

問い合わせ先:認定NPO法人 ジャパン・カインドネス協会 042-571-2233
ホームページ:http://www.jkkyoukai.com/

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